目をカエセ(未完)

770 本当にあった怖い名無し sage 2006/01/09(月) 22:09:25 ID:svVBeFPa0

【発覚】

2005年7月14日(木)、茨城県某市新興住宅地にて事件は発覚した。

3年前に新興住宅地として開発されたこの地には、約50世帯の家族が入居していた。
7月14日午後2時「1週間程前から隣家(A氏宅とする)からの悪臭がひどい。
留守の様だし、電話をしても出ない。なんとかならないか?」
という隣接住民からの通報により、市警察から2名が様子を伺うことになった。

到着した警察官2名は玄関先でも鼻につく、あまりの悪臭に吐き気を催した。
呼び出したが応答がない為、不審に感じた2名の警察官は庭に回り込んだ。

吐き出し窓のカーテンは閉じられていたが、中間部にかすかな隙間があった。
そこからのぞいた光景に2名の警察官は胃の内容物全てを一気に吐き出した。


771 本当にあった怖い名無し sage 2006/01/09(月) 22:10:40 ID:svVBeFPa0

【眼球】

本部通報により駆けつけた検死官の実況検分は壮絶を極めた。
リビングの床にはA氏の妻(32歳)、長女(8歳)、次女(1歳)
の3名が原型を留めない状態で血まみれの床の上に
「まるで物体のごとく」散乱していたのである。

その「おそらくは人間であったであろう肉塊」の横で、うずくまり放心状態の
A氏が天井を見つめ、涎を垂らしながら、「娘、娘の眼をかえしてくれ・・・」
と消え入るような声でただ繰り返していた。
その股からは糞尿が流れ出ており、ペルシャ猫が寄り添うように座っていた。

3名の死体にはある「記号性」が存在した。両目の眼球がないのである。

母親と長女の両目はすっぽりと無くなっていたが、
次女のくり抜かれた両目の横には、乾燥し腐乱の始まった眼球が2つ転がっていた。

しかし刃物等で抉り取られた形跡はまったくなく、その摘出方法については、
その後の捜査を待つこととなる。


773 本当にあった怖い名無し sage 2006/01/09(月) 22:11:49 ID:svVBeFPa0

【肉塊】

次女には、眼球以外の外傷は見あたらなかったが、
妻、長女の遺体損壊状況は凄惨極まるものであった。

母親は両手の指全てが鋭利な刃物で切り取られていた。
さらに切り取られた親指が眼球を抜かれた両目の部位に差し込まれ、
残りの指全てが口の中に押し込まれていた。

長女は母親と同じように、両手の指全てが切り取られた上、
性器の部分がすっぽりとえぐり取られ、それが口の中に押し込まれていた。
さらに腹部の真ん中を約20cmに渡りかき切られ、
内蔵の一部が体外にはみ出していた。

3名の損壊した遺体の周りには数え切れぬ蛆が蠢き、さらに成虫となった蠅が
卵を遺体のあちこちに植えつけていた。

すぐにA氏は重要参考人として事情聴取を受ける事になり、
3名の遺体は司法解剖へと回された。

A氏は精神錯乱状態にあり、事情聴取は思うように進まなかった。
しかし現場の指紋鑑定、侵入者の痕跡がまったく無い状況から
A氏がこの凄惨な事件の「犯人」であるのは明確だった。
そしてA氏の断片的な自白と司法解剖、さらなる現場検証から、
この凄惨な事件の狂気の背景が明らかになった。