足跡

499 本当にあった怖い名無し sage 2006/01/16(月) 00:55:16 ID:L6VqGe320
三年くらい前に体験した事を書き込みます。
歴史の好きな友人を乗せて京都周辺を車でドライブしてました。
ドライブは特に目的地もなく、深夜の京都を適当に走ってただけでしたが、
淀とか長岡京とか通りかかるだけで、友人はマニアックな解説を
いっぱいしてくれました。
「ガラシャ通りってのはな、昔細川ガラシャが(略)」 「へー、○やんはマニアやのう」

こんな感じで暫く走ってたんですが、街中を走るのも飽きたので、
気分転換に嵐山(猿の出る有名な観光地です)周辺を走ることにしました。
ガソリンスタンドでガソリンを補給し、再度レッツゴー。
嵐山を適当に走っていても、友人の歴史トークは収まらず、
僕もそれに聞き入っていました。
その内、どんどん車は人通りの無い林道へ入っていきました。(山というより林道かな)

林道を走っていると、嵐山は街頭が多かったのに、街頭が
どんどん少なくなってきました。
さすがに、こういう所に歴史ネタはなかったようで、
友人のトークも少なくなってきて、車内は外と同じくドンヨリした
雰囲気になってきました。

500 本当にあった怖い名無し sage 2006/01/16(月) 00:56:03 ID:L6VqGe320
しばらく進むと、目の前にトンネルがあり、赤信号だったので停車しました。
車一台しか通れない幅の狭いトンネルで、そのため信号は対向車線と交互に変わるものでした。

僕「なんか見た事のあるトンネルやなー」

停車中よく見てみるとトンネルのすぐ傍には、ズラーっと無数の地蔵が並んでいました。
僕はそれを見て、これは有名な清○トンネルだと一発でわかりました。
実は僕、心霊スポットというものが好きでして、インターネットで調べて能勢の首切り場や
廃墟病院などいろいろ行きました。
しかし清○トンネルはまだ行った事がありませんでした。

僕「まさか、清○トンネルってこんな所にあったんや。もっと山の中やと思ってたわ」
○やん「え?なんの事?」
僕「いや、ここ有名な心霊スポットやねん。ボンネットに人が落ちてくるとかあんねんて」
○やん「え!?まさか狙って来たんちゃうやろな?」
僕「ちゃうわ!ほんまに偶然やって。。で、どうする?引き返す?」

僕は友人が心霊とかそういう類が嫌いかもと思い、引き返す事を提案しました。

○やん「どうしよっか、行くか?」
僕「ほんまにええのん?」

そういうやりとりをしてる間に、後ろから車が来たので引き返す事ができなくなり、
トンネルを走る事になりました。

501 本当にあった怖い名無し sage 2006/01/16(月) 00:57:28 ID:L6VqGe320
僕「後ろに車もおるし、俺らだけやったら怖いけど、まあこれでお前も余裕やろ」
○やん「ほんまやな、あ、信号変わったで」

トンネルの中は赤い光でいっぱいで、グネグネと道が曲がっていました。

僕「ほら、出んで、ほら、ボンネットに落っこちてくんぞ!」
○やん「出たら泣くわ、やめろ」

結局何も出ないままトンネルを通り過ぎた。

僕「ここもか。俺心霊スポットいっぱい行ったけど、幽霊なんて一回も見た事ないねん。
 ここもやっぱ何もなかった。しょうもな。」
○やん「まあまあ、おたくもそんなん行きなさんな。その内憑かれるで」

僕らは林道を抜けて、また街中を走っていた。
街頭も増えてきて、車も増えてきたので、また後続車が来てないかバックミラーに注意しないといけない。

僕「後ろの車ライトまぶしいわー!バックミラーに反射して迷惑や・・・ん?なにこれ」

バックミラーで車の後ろのガラス(すいません、名前がわかりません)に、何かベッタリとついてる

僕「なんや、これ?え?なんなん、足跡?」


502 本当にあった怖い名無し sage 2006/01/16(月) 00:58:17 ID:L6VqGe320
車の後部ガラスに、五つほど足跡がついていました。靴じゃなくて生足の。
僕の見間違いかもしれないと思い、黙ってバックミラーを友人に向けて見て見ろといいました。
が、友人も
○やん「え?あしあと?足跡ちゃうのん、これ?足跡や」

僕らは車から降り確認しましたが、やはりそれは足跡でした。
僕らは誰かしょうもないイタズラしたんかなと話していましたが、
その内友人の顔面がみるみる蒼白に。

○やん「これ、どこでついたんや?どう見ても足跡やで?俺ら、ガソリン補給した時、
ガソスタの兄ちゃん、窓全部拭いてくれてたで。
俺らそこからどこも寄らずにトンネル行ったやん。なんで足跡ついてんの?」

○やん「出てたんちゃうの?俺ら、見えてなかっただけで・・・」

僕は、友人の言葉を聞いて、小便少しチビりました。
足跡は五つ。全て僕らよりサイズの小さい足で、女性か子供くらいのサイズでした。