561 名前:  投稿日:02/07/27 03:46
この話知ってる?いい話100みたいな題名の本に載ってた。
実話だと思う。忘れかけたので脚色入ってるけど、適当に書くよ。
Aさんは妻と子供がおり平凡ながら幸せに暮らしていました。
Aさんは趣味でヨガを習っており、いつのまにか、瞑想が趣味を
兼ね備えた日課のようになってました。瞑想する事で心が落ち着き
非常にすっきりした気分になるからです。いつものように瞑想している
と、急にピシッといった空気が感じられ、夢の中に引き込まれました。
そこでは、現世の妻ではないカオリという妻と子供がいました。
彼女は優しく気丈で、Aさんとの仲も非常に良好でした。
その夢の中でAさんは普通に日常を過ごしていました。
はっと、我に返ると、瞑想したポーズでいる事に気づき、
不思議な感覚を覚えました。しかしそれは一度ではなく
瞑想する度に不思議な夢の中へと引き込まれていったのです。
その夢の時間はだんだん長くなっていってました。
いつのまにか、瞑想する事であちらの家族といる事が楽しみの
一つとなってました。無論、現世の妻も愛してるのですが、かおり
といる時の、愛くるしい笑顔が自分を包む感じが現実でいる時でさえ
忘れられないものとなったのです。

562 名前:561 投稿日:02/07/27 03:58
ある日、かおりと些細な事で喧嘩をしてしまい、夢から現実に
引き戻されてからもひどく気になっていました。謝りたい気持ち
もあり、夢の中へ行こうとするのですが、瞑想しても行く事が
できません。思い悩んだAさんは、知り合いの有名な高僧(実存して
ますが、名前は忘れました。もう亡くなられてます)に、今まで
の経緯を話しました(カオリと夢の中の子供の事は話していない、
あくまで瞑想の過程で起こる夢の事だけ)その高僧は、明日又来なさい
と言い、Aさんを帰しました。Aさんが翌日高僧を訪ねると、その高僧
は、こう言いました。「昨日あなたの家族(夢)と会って来ました、かおり
さんもあなたと喧嘩した事をひどく気にしており、あなたが帰って
来ないのは自分のせいだと思っていますが、気丈な彼女は子供と元気
にあなたが帰ってくる事を信じています」

563 名前:561 投稿日:02/07/27 04:08
A  「どうすればまた彼女に会えるのですか?」
高僧「結論から言えば、あなたはもうあちらの家族とは会ってはいけない
   この世界は何次元もの世界が重なり合ってできています。あなた
   は瞑想がきっかけで、そちらの次元を覗いてしまった。かおりさん
   と子供は言うなれば、魑魅魍魎のたぐいなのです。このままそちら
   の世界に行き続ければ、現実の生活でよくない事が起きる。その事
   をかおりさんにも説明してきました」
A  「せめて、彼女に別れの挨拶をさせてください」
高僧 「いいでしょう、彼女に別れを告げ、あちらの世界とは縁を切り
    なさい」
そういうと、高僧はAさんに瞑想をさせませた。そうすると、夢の中へ
と引き込まれる空気が感じられ、Aさんは夢の中へ行きました。

565 名前:561 投稿日:02/07/27 04:29
夢の中の家へと久しぶりに帰ると台所の居間でかおりさんが
座っていました。「お帰り」彼女はそう言いました。昨日高僧
が来て、彼女には説明をしており彼女も全てを悟っているようで
いささか元気がない様子です。
A  「ごめん。もう帰ってくる事はできない」
かおり「分かっているわ。永遠にさよならね」
A  「ごめん・・・・ご・・め・・・・・・ん」
もう二人とも言葉になりませんでした。
Aさんとカオリさんは最後に別れのキスをしました
A  「さようなら・・・元気で・・・」
カオリ「さようなら・・・あなたも元気で・・・」
さよならの挨拶を言うと、Aさんは現実の世界へと引き戻されて
いました。頬には涙が伝っていました。
高僧「あちらの世界へと行く穴は閉じました、もう瞑想しても
   行く事はありません。世の中には不思議な事があるのです」
高僧は全てを悟っている様子でそう言いました。
Aさんは瞑想をしても二度とあちらへ行く事はありませんでした。
Aさんにとっては凄く不思議な体験で、大事な思いでとして心に
残ってるそうです。

この話知ってる人いない?読者投稿のもので、心の残るいい話100
みたいな感じの本に載ってました。話は記憶が曖昧で、少し脚色した
かもしれないので、知ってる人いたら正しいの教えて。
何次元もの世界が重なり合ってるって聞いた時は、自分も不思議な
感じがしました。今、自分がいる空間には他の人がいて、何重にも
重なり合っていると思うと不思議。神隠しもこういう事が原因かも
しれないですね。取り敢えず、記憶を繋ぎ合わせながら書いたので
稚拙な文章になって申し訳ない。