笑われた

614 本当にあった怖い名無し New! 2007/04/17(火) 00:17:48 ID:TxYsByNkO
少し前の話。

水晶のブレスが、突然プチッと切れた。
水晶がパラパラと音をたてて散らばった。
慌てて拾う俺。
通行人がジロジロ好奇の視線で見る。
(チッ、安物めッ)
そう思いながら、かき集めポケットにしまう俺。
その時、一人の女がプッと俺を見て吹いた。
カチンときた。
でも笑われても仕方ない。
額に汗浮かべて、必死こいてるし。
そう思って、少し離れた場所に飛んでいた水晶を取りに行った。
その場所まで何秒もない。たどり着いた瞬間…

俺の何メートルか後ろをキキィィィッとブレーキ音とともに車が通りすぎ、歩道を乗り上げビルに突っ込んだ。

と、その後に『ぎゅえがぁぁぁぁぁっ』って変な悲鳴。
見るとさっき俺を見て吹いた女が、壁と車のフロントでモガイテいた。
血の気がひいた。

意識はあるみたいで、キチガイのようにモガイテた。
目は見開いて、口から血を流し…

慌てて皆で車をバックさせて女を救助。

抱えられた女が突然こっちを向き、ブハッと血を吐いた。


最後のブハッもきっと俺を見て笑ったんだろうな。