黒い手


965 本当にあった怖い名無し sage 2009/07/28(火) 08:04:11 ID:NrGkrYlc0
大学生の頃の話

仲のいい友達(仮にY)が何時頃からか連絡が取れなくなった
周りの友達にそいつのことを聞いてみると同じく連絡が取れない状態だった
何かあったのかもしれないという事で友達(仮にT)と俺の2人でアパートに様子を見に行った

アパートについてチャイムを鳴らしても出なかった
鍵がかかってるかドアノブをガチャガチャして確認して、「出かけてるのかな」と言い終わると同時くらいに、
鍵を開けるような音もせず急にバーン!と扉が開いて、何かがTを掴んだ
何かというか人の手なんだけど、真っ黒でそれが人とは思えなかった
Yの部屋からその手は伸びてるけど、真昼間なのに部屋の入り口から先が真っ暗だった
そのせいで真っ黒な腕の胴体とかは見えなかった
その手はTを部屋に引っ張り込もうとしてるみたいで、Tは「うわああああいやだああああ」と叫びながら抵抗してた
俺は鍵がかかっていると思っている扉が急にバーン!って開いたのでビックリしちゃって尻餅をついてた
でもなんとかしなきゃと思って尻餅をついたまま足で扉を閉めた
真っ黒な腕が扉に挟まるイメージをしてたけど、腕は挟まることなくTを離してスルリと扉の中に消えていった
扉が閉まった後はひたすら走って逃げた

その後なんやかんやあってYが近くの山で自殺しているのが見つかったんだけど、
死んだのはアパートに行く前日とのことで、あの黒い手はYのものではないことが解った

最後端折りすぎたかもしれないけど、あとはただの経過でオカルト的なことは起きてないので省略した