ソープの子
705 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/11/18 21:59
漏れは、5歳の時両親事故であぼ〜ん&漏れ施設送り(w
1年後に遠い親戚の養父母(感謝)が漏れを引き取ってくれたんだけど
家業が今で言うソープ&キャバレーの自営業だった(当時はトルコ風呂)

仕事で忙しい養父母のかわりに漏れを育ててくれたのはソープのお姉さんらだった。

学校から帰るとお姉さんらと一緒に控え室で宿題やったり、お風呂みんなで入ったり。

今考えると贅沢三昧と言うべきか(笑)

お姉さんらはホント優しくて、優しくて。。。
お陰でグレもせずこれまでまっとうにやってこれました。

と、感謝しつつ。。。



711 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:03/11/18 22:30
705です

「水のあるところに霊が来やすい」って言うけど本当かもしれないね。
漏れが育ったそのトルコ風呂でも結構そんな話あったよ。
「来たはずの客が目を離した隙にいなくなった」とか
「スチーム風呂の中に何かいる」とかね(笑)
そんな事、控え室でお姉さん達が話してたの憶えてる。
こっちは子供だから「へえ〜」とか言いながら聞いてるだけだったけどね。
一番憶えてるのは、地方から来たRちゃんの話。
ワケアリで(だと思う)そこで仕事する事になったRちゃん。
色が白くて小柄で裸になるとあばらが浮いてるくらいの痩せ型で。
無口であまりみんなと喋らなかったけど、漏れはいつもRちゃんと一緒にお風呂入ってた。
お風呂では2人でいろんな事話したんだけど、いつも最後は
「○○ちゃん、お父さんとお母さんに会いたい?」
と漏れに聞いてきた。その話と漏れは少し悲しくなるので下向いてしまうんだけど、そんな漏れを「ぎゅうっ」と抱きしめていっつも
「Rが結婚してあげるから○○ちゃんはさびしくないよっ」
って言って2人で泣くのが定番だった(笑)

続く


713 名前:705続き[sage] 投稿日:03/11/18 22:34
ある日学校からの帰り道の公園にRちゃんが立っていた。
漏れが「あれ?Rちゃんどうしたの?」と聞くと
Rちゃんは少し困ったような顔をして
「もう○○ちゃんと会えなくなっちゃうから会いに来たの」
と言う。
「そっか。お家に帰ることになったんだね?」
と言うと、Rちゃんは
「うん。」と言って少し笑ったように思う。
「○○ちゃん。元気でね。」
それまで働いていた人が急にいなくなる事は日常的な
事だったので、子供だった漏れは少しも変には思わずに
「すぐ行っちゃうの?今日行くの?」
と聞いた。Rちゃんは
「すぐは行かないけど。。。」
とやっぱり困ったよう顔をしていたので漏れは
「じゃあ、今日最後にお風呂一緒にはいろうね?」
と約束して
「じゃあ、家にランドセル置いて来る、先に行っててね」
と駆けだした。

続く


714 名前:705続き2[sage] 投稿日:03/11/18 22:35
家に寄ってランドセル置いて、走って店まで行った記憶はある。
控え室に行くと、みんなが暗い顔してる。
「ねえ、どうしたの?」
誰に聞いても聞いてもみんな口を閉ざしたままうつむいてる。
「変なの。。。お風呂はいろっと。ねえ?Rは?まだ帰ってないの?」
その瞬間みんなが堰を切ったように号泣しだした。
「○○ちゃん。。。Rちゃん。。。死んじゃったの」
「え?。。。」
だって、さっきそこで会って。
お風呂一緒にはいるって。
約束。。。

Rはその前の晩、仕事が終わってみんなで寮に帰ったあと明け方に
急にお腹が痛いといいだして、みんなで近所の外科に連れていった
ら、急性腹膜炎で即入院ということになり、昼前には亡くなったと
いう。(あとで聞いた話)

その後の事は子供だった漏れにはわからないことだった。
葬式とかもあったとは思うのだが、出席できるわけでもなかった。
ただ、何日かして一人でお風呂に入っている時にRちゃんのこと
を思い出してわんわん泣き出してしまったのは憶えている。

すまん。

全然怖くなかったね。。。