- 594 聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o sage 04/01/06 19:10
- 旧家の主に聞いた話。
十数年前の春、前年に亡くなった父親の墓石が裏山の墓地に置かれた。
ところが、しばらくするとその墓石が倒れて破損してしまった。 すぐさま新たな墓石を建てたが、数日を置かずして倒壊してしまう。
只の悪戯とも思われたが、その為に不寝番を置く訳にもいかず、家の者は弱り切っていた。
秋になって、台風による強風のせいで墓地近くの木が何本か倒れてしまった。 その中の一本は父親が生まれた際に植えられた木だったが、
根っこに大きな石を抱えたままひっくり返ってっていた。 石を引きずり出して調べてみると、表面に父の名前と戒名までもが刻まれている。
そこで、それを洗い清めて墓地に据えることにした。 以来、墓石が倒れるような事はなくなった。
- 601 あなたのうしろに名無しさんが・・・
sage 04/01/06 21:36
- 木が父の墓石を用意しておいた→
でも家人が新しい墓石を立ててしまう→ 木、怒って墓石を倒す
でよろしいのか?
- 602 聞いた話 ◆UeDAeOEQ0o sage 04/01/06 22:10
- >>600-601
話の意味は私にもわかりません、聞いた話ですから。 多分、話を聞かせてくれた人にも解らないのではないでしょうか?
木が墓石を倒したのか?誰かの悪戯なのか? 木が墓石を用意していたのか? 先祖がすでに墓石を用意していて木を植える時に埋めたのか?
解釈はいかようにもできますが、オチはありません。 怪異譚の多くはそういうものだと、私は思っています。
意味がわからん=内容がわかりにくい と云うことであれば、それは私の文章が拙いせいです。 申し訳ありません。
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