サイン
128 本当にあった怖い名無し 2006/10/10(火) 03:35:02 ID:WvcUs4ZT0
まとめサイトを読むうちに俺も一つ書きたいと思った。たいした話はないのですが・・・・・

俺が田舎から東京の大学に進学した時のこと
田舎者丸出しでGパンにGジャン着て東京行きの電車に乗って上京したんです。
今思うとGパンにGジャンって田舎者のカテゴリにおさまりきらないですよね
案の定、大学生活や都会の暮らしになじめず、すぐに田舎に帰りたくなりました。
でもつらい時は携帯で撮った田舎で飼ってる柴犬(リンタロウ)のマヌケた寝ぼけ面を見て
元気を出していました。時がたつと田舎の生活は思い出のようなものになり、少しずつですけど
大学と都会の生活にも慣れてきました。
あの画像がなければ俺はホントにダメだったかもしれないと今も思います
その柴犬なんですが地元の祭りの獅子舞が踊り狂う様を見てビビって
ウンコたれながら自分の小屋へ走って逃げた事のあるダメな番犬です






129 本当にあった怖い名無し 2006/10/10(火) 03:36:53 ID:WvcUs4ZT0
しかし俺にとっては小3くらいからずっといっしょにいた生涯の友達でした
小学校の校門の近くに「拾ってください」の張り紙といっしょに箱の中で1匹で寝ていた子犬がリンタロウでした
「犬が死んでも泣かない」ということを条件に親を説得し飼ってもらえることになりました
飼う許しが出たことで安心して泣いてしまったのを今もおぼえています。
何か悩み事があるときは散歩の途中に話しかけて聞いてもらっていました
もちろんリンタロウは何のことかわかってないでしょうが話してるうちに頭の中が整理されるのか
気分がスッキリすることが何度もありました。
遠く離れていてもなお、写真で勇気付けてくれるリンタロウに感謝していました
しかし、大学3年の頃実家から犬の様子が変だと電話がありました
「エサをやっても小屋から出てこない」「元気がない」というもので
電話だけでは様子もわからず「大丈夫だろ」と軽く考えていたんですが
3日後くらいに「獣医に見てもらったがもうだめかもしれない」と電話がありました



130 本当にあった怖い名無し 2006/10/10(火) 03:37:26 ID:WvcUs4ZT0
「何をしても起き上がらない」「自分でたってもフラフラとしていてすぐ倒れこむ」というもので
俺は大学が夏休みに入っていたので急いで実家に帰ることにしてその日のうちに
新幹線に乗り込みました。「もうだめやろうから来なくてもいい」と親から電話で言われましたが
新幹線の中で「間に合ってくれ」と祈るばかりでした
ガキの頃から悩みや相談を聞いてもらっていたのに「ありがとう」なんて言ったことはなく
もし間に合うなら感謝してることを伝えたいと思っていました
新幹線から地元のローカル線に乗り換え実家までもう一息というところで
親から「今死んだ。これから火葬してくれるところ探す」との電話がありました。
実家までもう十分というところでした
家に帰ると小屋の前で横たわっていました
もう死後硬直が始まっている感じでしたが
近寄って「リンタロウ。今までありがとな」と呼びかけ頭をなでると
突然リンタロウの口から一筋血が流れました。

きっと聞こえたというサインだったと今思います


132 本当にあった怖い名無し 2006/10/10(火) 03:44:46 ID:WvcUs4ZT0
後日談
大学4年の頃就職活動のためオレの成績証明書を取り寄せると
封筒はオレの名前なのですが中身がまったく別人の成績証明書が届きました
ソイツは俺と同じ学年で今年卒業なのに単位が半分も取れていません。
名前の欄を見ると「○○(オレの苗字)凛太郎」とありました
もしかしたら心配してここまで見に来てくれたんじゃないか・・・・
と少しうれしくなりました