遊ぼう


463 本当にあった怖い名無し sage 2007/09/24(月) 17:16:52 ID:8wGEnvdZ0
ほんのり怖いでもないし、ホロリにしてもスレ違いかもしれない。
子供だったから夢かもしれないんだが、一応実話。

自分が6~10歳あたりの幼女の頃。とうに自分の部屋を与えられて
一人寝してたんだが、夜に肩を叩かれて起こされた。豆電球の灯りにぼんやり照らされ、
茶色い服と帽子の、知らないおっさん2~3人が、にこりっと笑ってた。
(後から考えたらどうも旧日本陸軍の服装っぽい。ゲートル巻いてた)
「遊ぼう」と言われて、一緒にふわふわ空中を飛んで遊んだ。
「ここから上(屋根)に行けるよ」とおっさん達が言うので、押入れの中の板張り天井を
指先を飛び込みみたいにして突いてみたんだが、どうしても通り抜けられない。
横で一人のおっさんは腰まで天井を通り抜けていた。一人のおっさんは自分を抱えて
持ち上げててくれたんだが、私がどうにも天井を通り抜けられないので、
「できないよ!」と不満を言うと、おっさん達は「そうか、やっぱり無理かー」と、笑った。
天井通り抜けかけてたおっさんも体を戻して、「ありゃりゃ」って顔で笑ってた。
おっさん達は無理強いするでもなく、そのうち「バイバイ」と自分に手を振って、
押入れの天井からすいすい行ってしまった。

覚えてるのはここまで。朝、押入れは開いていた。
(しかし、夜きちんと閉めて寝たかどうかは記憶にない。窓などは親が施錠したまま)


464 本当にあった怖い名無し sage 2007/09/24(月) 17:18:00 ID:8wGEnvdZ0
それだけの話なんだが…その時は、異常性も恐怖も全く感じなかった。
過敏で癇癪持ちな子供だったから、「ロリ変態キター!通報ー!」とわめいても
おかしくないはずなんだけど、普通にうちとけて普通に遊んでもらった。
「この人達、自分と同じような歳の子供がいるんじゃないかな?
そしてその子とは、あんまり一緒に遊べないんだろうな」と思ったからだろうか。
それくらいおっさん達は、自分と遊んでて楽しそうだった。
自分も両親が共働きで放任主義、かつ一人っ子であったために、
おっさん達に遊んでもらえて嬉しかった。
(ちなみに空中を飛んだ感動は特になし。おっさん達みんな飛んでたから)

あれがもし幽霊ってものだったとしたら、で、もしおっさん達がいわゆる兵隊の幽霊
だったとしたら、苦しい事から開放されてるようだったのが救いだ。
ふわふわ空中散歩してるのは迷ってるって事なのかもしれないけど…
他の大人みたいな調子じゃなく、すごく心をこめて、もっと言えば万感をこめて
「バイバイ」と言ってくれたおっさん達、今は楽になってたら良いと思う。
そして自分が思った通り、もし彼らに当時の自分くらいの子供がいたんだったとしたら、
その子達ともいつか会えたらいいね、と、今は思ったりもする。

ちなみにその時から十数年後、アグレッシブな幽霊にひどく驚かされ、それを力ずくで
「夢!幻覚!消えろ押忍!」と追い払うという期間を経た自分は、すっかりたくましい
成人女子となりました。世の穢れもなにもかも知ったおかげさんで、
今では霊体験皆無です。…なのでこのおっさん達も本当のところ、できれば、
夢か幻覚であってほしいのが本音。まとまりのない長文、失礼。