- 301 本当にあった怖い名無し
sage 2007/04/01(日) 03:43:11
ID:SFWDhAYMO
- 【マッハじじい】
僕は順調に車で高速を走っていた。
このままなら予定通り到着できるだろう、そう思っている時にミラーに何かが写った。
よく見ると人影のようだ。
しかも、グングンと近付いてきている。
メーターを見ると時速100Kmは出ているはずなのに。
そんな僕の車を、ニヤリと笑いながらジジイが追い越していった。
呆気にとられながら走っていると、路肩にジジイがうずくまっていた。
やはり、お年寄りに激しい運動は無理だったようだ。 僕は路肩に車を止め、ジジイを乗せて病院へ向かった。
ジジイは車の中でも、青い顔をしてゼィゼィと肩で息をしている。 なぁ、ジジイ。たのむから、ここで心臓発作なんか起こさないでくれよ…
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